
IDC Japanは8月20日に2019年第2四半期の国内携帯電話の出荷台数を発表しました。
従来のガラケーとスマホの合計出荷台数は前年同期比1.4%減の707.3万台だったとのこと。
国内だけでもこれだけの台数が3ヶ月間で出荷されているんですね!
でも、やはりと言うべきか台数は減少傾向のようです。
その中で目立つこととしては、iPhone出荷が前年同期比7.5%増の262.2万台に回復したということ。
これはおそらくこの業界の人ならわかると思いますが、大手キャリアとしては、最後のキャッシュバックによるiPhone8と機種変更でのiPhoneXR、ワイモバイルなどのサブブランドでのiPhone6SとiPhone7の存在が大きいでしょうね!
確かに現場感で見てもよく売れていたように思いますね!
そして、気になる(?)Androidはというと、ハイエンド機種が前年同期比6.6%減とかなり厳しい状況ですね。
発売した機種自体もミドルランクの機種が多いようにも感じましたし、致し方ないのかな?
次は企業別の出荷シェアで見てみましょう。
1位はさすがの一言!
王者Apple!
前年同期比シェアが3.1ポイント増えて、37.1%でトップを維持!
でも、一時期70%もあったシェアがここまで落ちてきているんですね。
これもMVNO(格安SIM)やHuaweiなどの格安スマホの影響なんでしょうね。
そして、2位は
出荷シェア15.5%の110.0万台を出荷したシャープ!
これも納得かもしれませんね。
おそらくハイエンドではなく、AQUOS SENSE2の存在が大きでしょうね。
防水仕様でシャープで3万円台ですし、SIMフリーモデルでMVNO各社も取り扱いを開始しましたからね!
いい風に市場が読めていたということでしょうか?
そして、3位は
出荷シェア9.5%の67.0万台を出荷したサムスン!
一気にシェアの数字が落ちましたね。
サムスンはGalaxyのハイエンドのGalaxy S9シリーズが5月半ばの発売ということもあり、ちょっと厳しかったかというところですね。
でも、大手ではドコモとauのみの扱いですから、奮闘したのではないでしょうか?
そして、4位は
出荷シェア8.6%の60.8万台を出荷した富士通!
富士通といえばArrowsですが、やはりドコモに傾注している分、ミドルエンド機種のみというのも寂しかったですね。
そして、5位は
出荷シェア8.0%の56.9万台を出荷したの京セラ!
ワイモバイルのDIGNOシリーズやauのBASIO3、URBANOが牽引したのでしょうか?
え!?
上記以外はothersでまとめられていますね。
SONY、Google(Pixelシリーズ)、Huaweiは圏外なんですね!
これはびっくりですね!
特にSONYはハイエンド端末しかなく、Xperia XZ3の値下げで売れ出したのもここ最近の話。
それも、在庫限りぐらいの値下げでしたから、次のランキングに載るのかも微妙なところですね。
次はソフトバンクが頑張って販売しているPixelシリーズがここに反映されてくると今後の国内スマホ動向がおもしろくなってきますね!
さて、皆さんの予想はどうだったでしょうか?
1位のAppleは予想していたでしょうが、2位のシャープは意外だったのではないでしょうか?
色々あったシャープですが、まだまだオワコンではないですよ!
夏商戦のスマホ合戦はどこが制するのか!?
もうすぐ終わる夏に各社が最後の攻勢をかけてきますよ!
気になる方はぜひ家電量販店やショップに足を運んでみてはいかがでしょうか?

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