
大盛り上がりで幕を閉じたAppleの新製品発表会でしたが、iPhone11シリーズの時に実はしれぇーっと新規格が入っていたのを気づいていましたか?
そう!
上の画像にも載っている「Wi-Fi 6」なる規格ですね。
今までのWi-Fiというと、a/g/b/n/acといった規格が主流で、5GHzでの通信が可能なacがもっとも速く通信ができる規格でした。
それが、今回のiPhone11シリーズからは新規格「Wi-Fi 6」が利用できるようになります。
では、これはどういう規格なのか解説をしていきましょう!
速度がすごい!
新規格というだけあって、通信速度の向上がスゴい!
以前からある、11acという規格の最大通信容量は1733Mbpsでした。
正直、これでも十分な通信容量なわけですが、「Wi-Fi 6」はこれがさらに向上!
新規格は「802.11ax」と表記されます。
で、その速度は、最大4803Mbps!!!(5GHz通信の場合)
すげぇ〜、、、
この規格だと4K動画のダウンロードなんてものの数秒でできてしまいますね!
それが無線でできるわけですから、スゴい技術です。
ただし、通信容量を見てもらえればわかると思うのですが、現在の大半のご家庭で利用しているインターネットというのは、最大1Gbpsの通信がほとんどなんですよね。
NTTのフレッツはコラボレーション光を含めても全てまだ1Gbpsが上限です。
先日、私がご紹介したeo光や関東、九州で有名なau光、SONY系のNURO光なんかは、最大10Gbpsというとんでもない速さのインターネットをすでにサービスインしていますので、速いインターネットを使ってみたい!という方はそちらへの乗り換えも検討してもいいかもしれませんね!
関西で一戸建てに住むなら、インターネットは「eo光」で決まり!
どうやって速くなっているの?
このスピードの基本となるのがチャネルと呼ばれる部分になります。
現在のチャネルは、5GHz帯では「80MHzチャネル」で通信を行なっています。
これが、「Wi-Fi 6」になると、「160MHzチャネル」となり、2倍のトップスピードを出すことができるようになるんですね。

こんなイメージで、2倍の容量を一気に運ぶことができるようになるということなんです。
ちなみに、iPhone11シリーズはこの「160MHzチャネル」には非対応との話です。
ここまでは5GHz帯でのお話でしたが、実は、「Wi-Fi 6」規格は2.4GHz帯でもその威力を発揮します!
こちらも以前にモバイルルーターの時にお話をしたQAMという通信技術。
Y!mobileから「256QAM変調」対応のモバイルルーター発売!
この時は256QAMという通信技術でしたが、「Wi-Fi 6」では、そのさらに上の「1024QAM」に対応できるんです。
先ほどの「160Mbpsチャネル」と「1024QAM」という二つの技術を組み合わせることにより、2.4GHz帯の通信であっても、最大1147Mbpsでの通信が可能になっています。
スマホだったら、2.4GHz帯の通信で十分ですね笑

最後にここがスゴい!と思う技術がこれ!
「OFDMA」という接続技術ですね。
これを日本語に訳すと「直交周波数分割多元接続」と言います。
要は、今までは11acで通信をする場合、1つの機器に対して通信を行なって、終わったら次にというように、何台も11acで接続をしていた場合は、その恩恵を受けることが難しかったのです。
それが、今回の「OFDMA」技術では、何台もの機器と同時通信が可能となりました。
これで1つの無線ルーターで同時に11axの通信速度を利用できるんですね!
スゴい技術の進歩ですねぇー!
まとめ
今回のiPhone11シリーズから搭載された新規格「Wi-Fi 6」は、ご家庭のインターネットを変更する必要はありますが、今までにない通信速度を実現し、4K動画などの視聴に大いに役立つこと間違いなしですね!
Androidだと、Galaxy S10も「Wi-Fi 6」に対応しているようですね。
家の中では「Wi-Fi 6」で高速通信を楽しめ、外では来年稼働予定の「5G」通信でストレスなく、どこでも高速通信が楽しめる新時代へ突入していきます。
この通信速度向上による恩恵は私たちにどんな体験をもたらしてくれるのでしょうか?
これからが楽しみですね!
私も来年ぐらいには、5Gbpsや10Gbpsのインターネットに変更してみようかな?( ^ω^ )



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